デベロッパー

【建築業界内定者インタビュー】高架下をまちのシンボルに【2018年卒】

【鉄道系デベロッパー業界内定】飯嶋 彩桂さん(東京都市大学)

就職活動相談

なぜその業界・会社を選んだのですか?

「自分の目指すまちづくり」
私は大学1年次にヨーロッパ(イタリア、イギリス、フランス)研修へ行き、その際に「古い建物と新しい文化のハイブリットがまちの魅力となっている」ことに大変感銘を受け、このような魅力あるまちづくりを日本でも行いたいと考えるようになり、デベロッパー業界を志望しました。
中でも、「担当エリアを持ち、長期目線のまちづくりができる」「時代の変化に対応し、新たな挑戦に手を挙げることができる」の2点を軸にすることで、会社を絞っていきました。今の内定先にしたのは、この2軸に最も当てはまっている鉄道系のデベロッパーだったことと、面接中に私の考えを深く引き出してくださり、社員になってからも一人ひとりの意見を重視する働き方ができると思ったことが決め手です。
 

就職活動で考えていたことはなんですか?

「素の自分をぶつける」
私は自分に合う会社の条件が何かを考えた時に、”自らの考えに共感し、自分を認めてくれること”だと考えました。そこで、面接中の「私は○○がやりたい」「私は○○と考える」と答えるときには、『具体的に本心を伝える』ことを徹底しました。会社の内部をあまり知らない学生の立場から、自分に合う企業を選ぶことは至難の業です。しかし、素の自分をぶつけ、会社側に選んで頂くことで、自然と自分に合う会社のみに絞られたことを活動中に実感しました。面接でより具体的に自分の考えを伝えることが、ズレなく自分に合う企業に出会えると感じました。
 

内定先で実現したいことはなんですか?

「高架下をまちのシンボルに」
私は開発を通し、「まちのシンボル」を創りたいです。まちの印象は、そこにあるシンボルによって大きく左右すると考えるためです。そこで私は内定先の特徴を活かし、高架下がシンボルとなるまちを生み出したいです。元々、人々の高架下に対する印象は、「暗い」「まちの分断要素になっている」などマイナス点が多くあります。また、高さに限界があり、細長い敷地であるという開発の難しさもあります。私は、あえて厳しい印象、条件が揃っている高架下で、まちに根差した開発を行うことで、他の敷地ではできない開発、シンボルづくりが出来ると確信しています。

 

残りの学生生活でしたいこと

「海外のまちで新たな刺激を」
私は大学生の間に、より多くの海外のまちを見たいです。私がまちづくりに興味を持ったきっかけがヨーロッパ研修であったため、もう一度原点に戻りたいし、いまや”日本の東京ではなく、世界の東京になっている”からこそ、他国を知りたいです。なるべく多くのまち・文化に触れておくことで、入社して開発担当となった際に、対象のまちの特徴を他との比較から把握し、よりそのまちに合う開発企画を考えていく訓練を積んでおきたいです。

 

就職活動生にアドバイスを

「一人で就職活動をしない」
私は就職活動中に多くの人の力を借りました。同じ業界を目指すライバルでありながら、選考状況、悩み、喜びを何でも話し、心の支えになっていた友人、就職活動全般の情報や自己分析の相談にのっていただいた教授やキャリア支援センターの方、企業ごとの選考のコツや社内の雰囲気を教えていただいた志望企業で働く先輩方・・・など数えられません。人と関わることで、気持ちのリフレッシュができるし、就職活動に関する情報も多く得ることができます。自分の将来が関わる重要な時期だからこそ、頼れる人はどんどん頼ってみてください!

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