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【デベロッパー業界内定】永松 史也さん(立命館大学)
なぜその業界・会社を選んだのですか?
「大きなスケールで人々の暮らし・住まいと関わりたい」
私はもともと住宅関係に興味があり、人の住まいに関わることのできる仕事がしたいと思っていました。3回生の夏時点では、ハウスメーカーを志望していましたが、去年の10月頃に学内セミナーで内定先となる企業の方が説明会を開いてくださり、そこでデベロッパーという仕事を知りました。”まちづくり”という、より大きなスケールの中で人々の暮らし・住まいに関わっていくことができるところに魅かれました。正直なところ、最終的な決断をする時はハウスメーカーの企業と迷いましたが、「入社してから出来ることの幅が圧倒的に広いこと」と「若い年次から大きな仕事に挑戦していける社風があること」から、自分の成長していける環境が整っていると思い、今の内定先に就職を決めました。
就職活動で考えていたことはなんですか?
「ものづくりを通して人々に喜びを」
私は、大学の課外活動としてツリーハウス制作を主な活動とする学生団体に所属していました。活動の中で、キャンプ場などにツリーハウスを作ることが多かったのですが、自分たちの作ったツリーハウスで子どもたちが遊んでいて、その姿を見ている子どもたちの保護者の方々が喜んでくれるということがよくありました。私は、自分たちが作ったもので誰かに喜んでもらえるということに非常にやりがいを感じ、うれしかったことを覚えています。就職活動中は、このとき感じたやりがいを感じられるような仕事ができる業界・会社を選ぼうと思い、ものづくりを通して、人々の生活に影響を与え、喜んでもらえるような仕事に携わりたいと考えていました。この思いを軸に、会社選び・面接などにも臨んでいました。
内定先で実現したいことはなんですか?
「がむしゃらに挑戦していく姿勢」
配属された部署で仕事を全うすることはもちろんなのですが、何か新しいプロジェクトや事業を自ら提案し、実現したいと思います。例えば、まちづくりの一環として、ツリーハウス制作を会社の事業として出来たら面白いだろうなと思います。大学の中で行っていた活動は、あくまでも地域活性化が目的であり、収益などは一切考えていませんでした。しかし、収益なども考えたうえで、ツリーハウスのプロジェクトとしてツリーハウスを制作しまちに提供できれば、大学の時の活動とはまた違った面白さがあるのかなと思います。また、内定先では住宅に限らず、オフィスビルや商業施設などの開発事業も行っています。現段階では住宅に興味があるのですが、若いうちに様々な経験を積むことが自分の成長につながると思うので、がむしゃらに挑戦していく姿勢を忘れずに頑張っていきたいと思います。
残りの学生生活でしたいこと
「身近な人と過ごす時間を大切に」
とにかく残りの学生生活を楽しみたいと思っています。自分の興味のあることには全て取り組んでいきたいです。宅建の試験や卒業設計も控えているので遊んでばかりとはいきませんが、社会人になったときに”もう少しこうしてれば良かった”などと後悔しないように過ごしていきたいです。私は旅行が好きなので、行ったことのない場所にたくさん訪れたいと思います。特に海外はまだ一度も行ったことがないので、学生のうちに一度は行っておきたいと思っています。また、内定先の配属によっては大阪を離れる事になるかもしれないので、家族や友人と過ごす時間を大切にたくさんの思い出をつくっていければと思います。
就職活動生にアドバイスを
「素の自分で勝負すること」
面接では自分を着飾らず素の自分で臨んでほしいと思います。私もそうでしたが、面接ではどうしても自分を良く見せようと思って、話を盛ったり、背伸びをしてしまいそうになります。しかし、本当に行きたいと思ってる会社なら尚更、見栄を張らず、本当の自分を評価してもらったほうが、会社とのミスマッチも防ぐことができると思います。就職活動をするにあたって、たくさん内定をもらうことが正解ではないと私は思います。内定が一つだったとしても、自分が本当に行きたいと思える企業、素の自分で勝負することができた企業であるならば、私は素晴らしいことだと思います。自分に嘘をつかずに、最終的に自分が心の底から納得できる就職活動をみなさんにもしてほしいと思います。