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環境×まちづくり=建設コンサルタント【19卒建築業界内定者インタビュー⑤】

金井 瑞希さん(東京都市大学 環境学部 環境創生学科・建設コンサルタント業界)

突然ですが、「まちづくりに関わる仕事」と言われた時、何を思い浮かべるでしょうか??
「デベロッパー」、「ゼネコン」などを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
自分のキャリアを考えるうえで、様々な業界を調べる時、そもそも知っている業界でなければ調べることもできませんよね?
今回は意外と知られておらず、ぜひ皆さんに知って欲しい業界、「建設コンサルタント」に内定した学生のインタビューをお送りします!

前回の建築業界内定者インタビュー④はお読みいただけましたでしょうか?
まだお読みになっていない方はぜひこちらからお読みください。

 

学生時代はどのようなことに取り組まれたのですか?

「アカウミガメの産卵に関する保全活動に力を入れました!」

研究室活動として毎年、伊豆半島の海岸でアカウミガメの産卵に関する保全活動を行っています。具体的には、稚ガメに影響を与える光や音に関する調査を行い、それらを改善する提案や、アカウミガメの産卵地の保全を通して伊豆半島の経済発展へ繋げることが出来ないかというテーマについての討論を地元の方と共にワークショップで話し合いました。また、地元の自治体や建設業者の方々と協力し、産卵が行われている浜に保全看板を設置しました。

アカウミガメの産卵地の保全と共に、伊豆半島の経済発展につながる提案をしたことによって、今までの保全の考え方から視野を広げられたと思います。それによって、学んできた環境分野でいかに保全と開発の両立を助けることが出来るかという視点で就職活動ができるようになったと思います。

なぜこの業界・会社を選んだのですか?

「開発と環境保全の両立をしたい」
私は大学で環境分野について学んでおり、学んだ知識などを活かした仕事に就きたいと考えていました。就職活動を行う中で建設コンサルタント業界では、単に生物保護などの保全活動ではなく、開発と環境保全の両立を行っていることを知りました。開発をする上で、いかに環境に配慮した提案ができるかという点に惹かれ、建設業界を中心に就職活動を行いました。また、建設業界は女性進出が進んできているとは言われていますが、実際は出産後の復帰率が低いことや女性社員の働きにくさなどが就活をする中で不安点に思えてきました。そこで、女性社員数や産後復帰率が高いなど女性が働きやすいという理由で会社を選びました。

そもそも建設コンサルタントとはどんな仕事なのですか?

「事業者さんのより良い開発へのアドバイス」
具体的な仕事内容につきましては、開発前の環境影響評価等を行い、事業者さんとの交渉などを経て、より良い開発へのアドバイスを行うことです。
開発を行ううえでいかに環境に配慮できるかを考えることは学生時代のアカウミガメの産卵地保全を行った経験が生きていると思います。

就職活動で考えていたことは何ですか?

「自分の軸は何なのか」
あなたが一番やりたいことは何ですか。私は面接でこの問いに上手く答えることが出来ませんでした。そこで改めて自分の軸を見直すために自己分析、業界研究をやり直しました。その企業で自分は何がしたいのか、また何ができるのかを考えながら就活に臨むことで少しずつ自分のやりたいことが明確になってきました。軸がはっきりすることで自信をもって面接に臨むことが出来、スムーズに就活を行うことが出来ました。

内定先で実現したいことは何ですか?

「環境保全に配慮した開発」
仕事内容は主に、開発事業者さんの要望をかなえた街づくり、インフラ整備などです。その中でいかに事業者さんに納得して頂けてかつ環境配慮がされた提案をできるかが大切になってくると思います。私は研究室活動として絶滅危惧種のアカウミガメの産卵地保全とその地域の経済活動の両立に向けた取り組みを行っていました。生物を守るだけではなく、それらを利用し、持ちつ持たれつの関係で環境保全ができることが素晴らしいと思いました。内定先でも開発+環境保全というような自分ならではの提案を行いたいです。

残りの学生生活でしたいことは何ですか?

「大学生を存分に楽しむこと!」
残りの学生生活は、今しかできないことを存分にしたいです。趣味の旅行は社会人になると行く機会が減ってしまうと思うので、学生のうちにより多くの海外を訪れたいと思っています。海外のいろいろな歴史や文化、街並みに触れて新たな視点を持って来春、新入社員になりたいと思います。

就活生にアドバイスをお願いします

「計画的に準備をすること」
就職活動は皆が一斉にスタートを切り、ゴールするというものではなく、計画的に道筋を立てて進めていくものだと思います。業界研究はいつ始めても早いことはないですし、先輩や企業の方のお話を聞くうちに刺激を受け、自分のやりたいことがはっきりすることもあります。早いうちから自分で計画を立て、行動することで自分の納得のいく就職ができると思います。また、就活は一人でやるより友人やキャリアセンターの方などに相談しながら行ってください。一人で不安に思いながらやるよりも情報交換をしながら楽しく就活を行った方が焦りも生まれないと思います。就職での焦りはマイナスしか生まないと思います。
焦って本当にやりたいこととは異なる就職をすることは避けてください。計画的に自分の意思を信じて納得のいく就活をして下さい。皆さんがよい企業と巡りあうことを願っています。

まとめ

建設コンサルタントとは、環境など周辺状況を加味しながら事業者に最適な開発のアドバイスを行う仕事。金井さんは一般的に知られた業界ではなく、大学時代の学びや活動を活かすため就職活動を行い、就職活動を成功させました。なんとなく有名だからという理由で就職先を決めるのではなく、自分が何を頑張ってきたのかを顧みて就職活動を行うのが重要です!!

MACHIBIYAサイト内では建築業界を業種ごとに分析した記事も掲載しています。お時間のない皆さんだと思いますので、5分で読める記事になっています。
他にも皆さんがキャリアを形成していくうえでのノウハウをアップしていきます!

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