リノベーション

接客アルバイトでの経験を活かしてリノベーション業界内定!【19卒建築業界内定者インタビュー④】

小林 瑞月さん(日本大学生産工学部建築工学科・リノベーション業界)

「820万」
この数字が何を示すかわかる方はいらっしゃいますか?
この数字は、日本全国にある空き家の数です。
日本全国で空き家数が増え続ける中で、空き家を減らす事業として期待されているのが「リノベーション業界」です!
今回は今大注目のリノベーション業界に内定を勝ち取った小林さんへインタビューを行いました!

前回の建築業界内定者インタビュー③はお読みいただけましたでしょうか?
まだお読みになっていない方はぜひこちらからお読みください。

-学生時代はどのようなことに取り組まれたのですか?-

「接客アルバイトを通して、顧客ニーズをくみ取る術を身につけました!」
学生時代は研究以外にも、接客のアルバイトに力を入れていました。パン屋、和食屋、居酒屋などそれぞれ異なる層のお客様がいらっしゃるお店で働いていました。
そもそも接客のアルバイトを始めたきっかけは、勉学だけでは研究に対する視野が狭くなってしまうと感じたからです。実際に接客のアルバイトをしてみると、建築に関わる人以外との交流が増え、全く異なる視点からアドバイスをいただくことが出来ました。自分の研究が行き詰った時など視野を広げるきっかけになりました。
アルバイト中もお客様の表情や素振りで何を考えているかを読み取るようにしていました。更に読み取れたことを基にして、アクションを起こし、お客様を笑顔にすることを心がけていました。
この経験が就職活動にダイレクトに影響したわけではありませんが、お客様のために直接尽くし、アクションを起こすことが出来る仕事に就きたいという思いが強くなりました。

-大学入学当初からリノベーション志望だったのですか?-

「セミナーや就活イベント、アルバイトなどの経験を経て変化しました!」
大学のコースは居住空間デザインコースなので、暮らしに関わる仕事に就きたいという思いはありましたが、最初は設計に興味がありました。
しかし、空き家やリノベーションに関するセミナーへの参加を経て、日本全国に空き家が増え続けている現状に問題意識を抱きました。また、実際のリノベーション現場を見学したことで、地域に根差した古くからの魅力・記憶を残しながら未来へつないでいきたいという思いが強くなりました。
更に、接客アルバイトの経験を通して、より顧客ニーズをくみ取りながら働ける環境で働きたいという思いが強くなり、リノベーション志望になりました。

-なぜこの業界・会社を選んだのですか?-

「暮らしに対する想いをより実現できる環境だったからです!」
私は地方から上京し、アパートに住み始めました。周りには同じようなアパートが立ち並び、同じような間取りの部屋ばかりで、人が普遍的な部屋に合わせながら暮らしていることにとても違和感がありました。そこでもっと暮らしの選択肢を増やすためにどうすればいいかを考えるようになり、リノベーションというコストは抑えつつそれぞれが自分らしい暮らしをできる手段に行き着きました。また以前から空き家問題があることは知っていたので、その問題をリノベーションによってプラスにできると思いこの業界に進むことを決めました。

内定をいただいた会社に決めたのは、お客様にとって「住まい」という大きなお買い物にとことん寄り添っていくことができる環境であったからです。まだまだリノベーションの流れについて知らないことも多いのですが、ワンストップリノベーションで最初から最後までお客様に寄り添えることが魅力でした。
またリノベーションを目的ではなく手段と捉えていたからです。内部を作り変えて終わりなのではなくその先にある暮らしを豊かにすることを目的としている会社なので、お客様に対して幅広い提案ができ暮らしの選択肢が広くなると思ったからです。

-リノベーション業界のどこに魅力を感じたのでしょうか?-

「マイナスを0ではなく、プラスに変えることが出来る点です!」
理由は2つあります。
1つ目は、マイナスをプラスに変えることが出来る点です。
空き家にはどうしてもマイナスのイメージがあります。これを改修して価値を高めることが「リフォーム」や「リノベーション」と言われるわけですが、「リノベーション」ならば、その家を使用するお客さまの目的に合わせて空き家を生まれ変わらせることが出来ると私は考えます。
2つ目は、現代社会の状況に即している点です。
サラリーマンの給料が減少傾向にある中、自分の満足のいく新築を買える人はわずかだと思います。リノベーションならば新築の3分の2のお金で、自分のイメージする家を手に入れることも可能です。更に、残りの3分の1のお金で、リノベーション後の生活にお金をかけることが出来るので、自分らしい暮らしについて考える余裕が生まれます。
これらの理由からリノベーションに強い魅力を感じました。

-就職活動で考えていたことはなんですか?-

「自分を見失わないこと」
就職活動中はたくさんの方と話すことで、多くの情報が入ってくるためそれに流されて自分を見失わないように意識していました。企業に合わせて自分の考え方を変えるのではなく、自分は何がやりたいか・将来どうなりたいかを客観的に考えることによって自分が入りたい会社を明確にしました。
また就職活動は友達のペースに惑わされずに、自分に合ったやり方で進めていったほうがいいと思いました。人によって受ける企業数や業種は様々なので、周りと違うことを気にせずに自分を見失わないことを心がけるべきだと思います。

-内定先で実現したいことはなんですか?-

「リノベーションを当たり前の選択肢に」
最近リノベーションという言葉をよく聞きますが日本にはまだその文化が強く根付いてはいないと思っています。住まいだけでなく幅広い建物のリノベーションを通して街や人が繋がるきっかけとなれば、もっとリノベーションというものが日本に広がっていくと思っています。
リノベーションが当たり前の選択肢になっていくように、1つ1つの案件において粘り強くお客様のニーズを探っていきます。その努力を継続することで、リノベーションという文化を根付かせていくことが出来ると思います。

-残りの学生生活でしたいこと-

「今できること、今しかできないことをやり切る」
学生と社会人の間には生活や自由時間など大きな違いがいくつもあると思います。もう少しで学生生活が終わってしまうという焦りもありますがその中で取捨選択してより濃い学生生活を送りたいと思っています。
そこで私は’’今できること’’として建築士資格の取得に向けて勉強を始めようと決めました。資格取得が最終目標ではなく、携われる事業を増やしたい・お客様に信頼してもらいたいという想いが強く、学生時代からできる勉強を始めようと思いました。
次に’’今しかできないこと’’として卒業設計に全力を注ぎたいと思っています。学生最後の設計は今までの集大成として悔いが残らないようにやり切ること、そして納得のいく卒業設計にしたいです。

-就職活動生にアドバイスをお願いします-

「自分から積極的に動く!!」
就職活動をいつから・何から始めればいいのかわからない方も多いと思いますが、実際に私もそうでした。そこで夏休みの終わり頃から業界研究を兼ねて少しでも興味がある会社には足を運び、実際に話を聞くことで業界を絞ることから始めました。そんな中、逆求人イベントに参加したことによって早い時期から自己分析が出でき、企業の方とお話しすることができ本当にやりたいことや進みたい方向がはっきりとしてきました。そのためその後の会社選びにはあまり迷うことなく決めることができ、早い時期から準備を進めることができました。
皆さんも自分からアクションを起こし、納得のいく就職活動ができるように応援しています!!

まとめ

今後ますます重要性が増していくリノベーション業界。そこで活躍するには、お客さまの想いを正確にくみ取る力や、世の中にある問題を少しでも解決したいという意志が不可欠だということが小林さんへのインタビューからわかりました!また、建築学科生の忙しい生活の中でも他の活動に取り組むなどして異なる視点を得ることも重要です。

MACHIBIYAサイト内では建築業界を業種ごとに分析した記事も掲載しています。お時間のない皆さんだと思いますので、5分で読める記事になっています。
他にも皆さんがキャリアを形成していくうえでのノウハウをアップしていきます!

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