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【デベロッパー業界内定】山本 夏帆さん(東京都市大学)
なぜその業界・会社を選んだのですか?
「魅力的なまちづくり」
今よりもっと面白い日本をつくりたいと思ったからです。
最近ではチェーン店などの展開も広がり、国内だけでなく海外に行っても、どこか知っている街を彷彿とすることがあります。そのような街に対して、安心できる反面、街が似通っていて、面白みに欠けると感じることがありました。
そこで私は、街の個性を活かし、魅力を生み出すことができるデベロッパー業界に興味を持つようになりました。建物はつくるだけでなく、それらを活用し、いかに街に賑わいや魅力を生むかということが大切だと考えたため、開発と管理の両面から魅力ある都市の創出に携わることができる企業を志望し、今の内定先に決めました。
就職活動で考えていたことはなんですか?
「視野を広く持つこと」
一番興味がある業界や職種だけに絞ろうとせず、少しでも興味があるところにもしっかりと目を向けるという事を常に心に留めていました。結果として、様々な企業を見たことにより、客観的な自己分析ができたと同時に、思いもよらぬところで素敵な出会いがたくさんありました。
また、就職活動を進めていると、興味があった業界でも、自分の軸には合わない面に気付いてしまい、不安になることもありました。そのような時でも、複数の業界で就職活動を進めることができていたため、慌てずに自己分析を最後まで続けることができました。
最終的にも、「あれだけ見て、考えたのだから。」と後悔なく、就職活動を終えることができたため、視野をはじめから狭めずに就職活動をして良かったと思っています。
内定先で実現したいことはなんですか?
「最適と幸せの共存」
私は開発に携わりたいです。
特に、多くの人が街の魅力を感じ、訪れてみたいと思える空間をつくりたいので、誰でも利用できるところが魅力である商空間の開発をすることが目標です。
また、施設の運営にも携わりながら、実際に利用する方の気持ちを理解することにより、来街者・就業者・居住者・街にとって、最適な建物や都市を考えていきたいです。
そのために、持ち前のチャレンジ精神を活かし、宅建等の資格取得や事例視察など、様々な経験をしていきたいと思います。そして、社のスローガンでもある「人、街、くらしに感動とほほえみを与えられる街づくり。」を行い、沿線価値の向上に努めたいです。
残りの学生生活でしたいこと
「後悔しないように動き続けること」
残りの学生生活は、興味のあることをたくさんしたいです。
大学生の特権は時間があることだと思うので、就職活動でも発揮した行動力はそのままに、卒業研究はもちろんですが、資格取得のために大学の授業に取り組んだり、もとより行っていた宮城県気仙沼市唐桑町のまちづくり団体の活動に参加したり、まだ足を運んだことがない場所や興味があるイベントにたくさん参加したりして、自分の価値観や視野を広げていきたいです。
また、今まで関わってきた多くの人と会い、残りの学生生活も後悔がないように満喫していきたいと思います。
就職活動生にアドバイスを
「大事なのは相手に想いが伝わるかどうか」
あたり前だと思うかもしれませんが、しっかりと企業比較をすることを勧めます。
好きな業界を見つけたら、とりあえず当てはまる企業を受けてみようと思っていませんか?
私はインターンなどの選考で、「貴方ならどこでも活躍できそうですね。」と言われ、落ちることが多々ありました。つまり、「うちの会社じゃなくてもいい。」と思われたことが原因です。私の想いは業界に対する想いであり、企業研究が甘かったことに気づきました。
そこで、企業比較から各企業の独自の個性とその企業でなければいけない理由を考えました。それ以降、就職活動を順調に進めることができ、最終的に素晴らしい企業から複数社内定を頂くことができました。
ぜひ企業比較を行い、各企業の好きな点や自分が輝けるフィールドを見つけていってほしいです。