「文系だけどまちづくり業界に行きたい!」
そんな思いを抱いている就活生は多いと思います。
まちづくりを行う仕事はいくつかありますが、デベロッパーを目指す人は多いのではないでしょうか?
ですが、デベロッパーになるにはいくつもの困難があります。
・採用人数が少なく競争率が高い。(どの企業も10~30人ほど)
・まちづくりという興味を惹かれやすい業界である。
・建築学科卒の大学院生と同じ職種を争わなければならない。
特に、建築学科の大学院生と異なり、まちづくりに関わりたいが専門的な知識を持たない文系学生はデベロッパー以外の選択肢が少なく、競争率が上がります。
そんなプレッシャーをはねのけ、内定を勝ち取るには自己分析や面接対策だけでは不十分です!
「では何をやればいいのか?」
本日は文系デベ内定者による【物件訪問】の方法を教えます!
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物件訪問の方法
① 見学する物件を決める
就活生の時間は限られています。すべての物件を見ようとするのではなく、あらかじめ下調べをし、物件を決めてから訪問しましょう。
② 何を見るか決める
ただ漠然と訪問をしても時間の無駄になってしまいます。自分なりに見るポイントを決めてから訪問しましょう。
その際にオススメなのが、事前に過去の面接での質問を見て、どのように質問されるかを知っておくことです。企業によって「〇〇の物件の良いところは?」「〇〇の物件をより良くするにはどうすればいい?」など質問の仕方は異なります。質問に答えられるように訪問をしていきましょう。
以下見るべきポイント例です。
【例】
・他の物件と比べて魅力はどこか?
・周辺地域との調和は出来ているか?
・子どもやお年寄りを考えられた設備になっているか?(エレベーターがあるか?休憩できるスペースがある商業施設か?)
③ 実際に利用している人に話を聞いてみる
実際に利用している人に話を聞いてみると生の声が聴けるかもしれません。普段から利用している方はその土地や物件の魅力を1番知っている理解者でもあります。ですが、インタビューをする際は迷惑にならないように注意を払うことを忘れないでください。
なぜ必要か?
デベロッパーの面接では必ず「うちの物件で好きなところと改善点とかある?」という質問をされます。この質問は企業研究の深さを測るとともに、志望度が高いかどうかを見ています。普段から建築に関わる建築学科生と比較して文系学生は意図的に調べなければ知識が増えることはありません。ライバルとなる建築学科生に差を付けられないようにするためにも物件訪問は必須です。
また、その企業がどんな開発を行っているか知ることは、自分の本当に行きたい企業を見つけるうえでも重要です。
見るべきポイント
★実際に訪問しなければわからないポイントを入れる。
★他の人が見ないポイントを入れる。
★周辺の地域との関係も見てみる。
気を付けるポイント
★有名な物件と無名な物件を両方見る。
物件訪問をする際は、必ず企業の代表的な物件以外にも物件訪問を行いましょう。集団面接の場合、他の人と題材の物件や場所が被ってしまうと、内容が被らないように話すことになり、結果として内容が薄くなってしまいます。
また、企業説明会でも紹介されないような物件を見ておくことで、企業研究がしっかりされていることの証明になります。有名物件以外も見るようにしましょう。
鉄道の場合は、ターミナル駅だけでなく、各駅停車が止まる駅も見てみましょう。会社独自の魅力や課題は各駅停車の駅に色濃く出ることもあります。
★時間を変えて物件訪問をしてみる。
出勤前、お昼、退社時、など時間ごとに人の動きは大きく変わります。同じ物件でも異なる時間に訪れることで、意外な問題点や魅力に気づくことが出来ます。何時間もとどまり続けるのではなく、時間を変えて訪問することでより違った姿を見ることが出来ます。
★最低限のマナーを守る
当然、物件訪問中は他にも多くの利用者がいます。他の迷惑にならないようにしましょう。また、入ってはいけないところには入らないなどルールやマナーを守るようにしましょう。
以上が物件訪問に関する記事になります!物件訪問も企業研究の一つです。しっかり行って周りに差を付けましょう!
おわりに
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