【MACHIBIYAセミナー開催報告】地価上昇率NO.1 インバウンドで沸騰するニセコ

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地価上昇率NO.1 インバウンドで沸騰するニセコ【2018/02/19】

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こんなセミナーでした!

POINT1:外国化するニセコ
POINT2:サイクルツーリズム×観光
POINT3:冬だけじゃない、夏でも楽しめるニセコ町

 
第53回MACHIBIYAセミナーは、「ヒーロー北海道」代表としてニセコの地域活性化に取り組むかたわら、地域振興プロデュースや海外プロモーションを行う「ARCH」の代表取締役も務められている高橋幸博氏にご講演いただきました。
冬のリゾート地として有名な北海道。なかでもニセコ町はここ数年、冬のアクテビティを中心とした地域活性化活動で注目を集めています。
そんなニセコ町がどうやってここまで人気を博してきたのか、またインバウンドの未来について、ニセコ町を愛する高橋氏が熱く語ってくださりました。
 

「ニセコ」ってどんなまち?

札幌市や千歳空港から車で約2時間、小樽市から約90分の圏内にあるニセコ町。町の至る所に英語表記の看板があり、外国の食材を扱うスーパーなどがまるで外国に訪れた気持ちにさせてくれます。冬には、世界の類を見ない至高のパウダースノーを求め国内のみならず世界中から人が訪れ、夏にはアクティビティーの充実した極上の避暑地であることから人気を博しています。
また、インバウンドスポーツ事業と投資事業の活発化により、土地価格上昇率高水準を10数年キープしており、ニセコ地区の外国人雇用(冬季)が人口の25%を占める5000人に増加しています。さらに、ニセコ地区内に位置する倶知安町は人口上昇率全国一位のまちであることからも、地域全体で活性化に取り組んでいる今熱い地域です。
 

どんなひとがニセコに来ている?

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ニセコの小経済を回しているのは外国人旅行客といっても過言ではありません。
彼らは、長期休暇を利用してニセコを訪れニセコでの生活を堪能します。特に富裕層の旅行客は、一度に使う金額が多いこと、価値があるものにはお金を惜しまないことなど多大な影響力を持っています。
そのため、ニセコの至るところに英語メニューを充実させたレストランやお店、さらには輸入品が8割を占めるスーパーを構え、まち全体が外国人を受け入れる体制を整えています。
こうすることで、外国人が長期滞在しやすい環境を作っているのです。
 

変化する滞在スタイル

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海外旅行へ行く際、重要になってくる宿問題。たくさん観光して遊んだ後は、やっぱり落ち着いた場所で充分に休みたいですよね。
ニセコでは、そんな旅行客向けにコンドミニアムを長期滞在の場所として提供しています。
コンドミニアムとは、「賃貸型リゾートマンション」のことであり、生活に必要な最低限度の家具や家電が揃っています。そのため、自炊をしたり、家族ではしゃいだりと普段と変わりない生活を送ることが出来ます。
この、コンドミニアムを建設するという新しい取り組みがニセコ町のインバウンドブームに深く関わっているのです。
*現在、コンドミニアムに次いで5つ星ホテルの建設も予定されています。
 

サイクルツーリズム×観光

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アメリカやヨーロッパで人気のサイクリングをしながらまちを観光するサイクルツーリズム。交通手段の少ない田舎ならではの観光スタイルであり、行きたい所に気軽に行けることからも近年注目を集めています。
観光ディスティネーションの1つとしてサイクリングをすることで、よりその地域の魅力を味わうことができます。各地で好きなだけお金を使え、地元の人との交流がしやすいなど地域経済の活性化にも繋がると考えられています。しかし、ここで重要になってくるのが、観光コンシェルジュの起用です。例えば観光客がお寺を訪れた場合、そこに説明のできる人がいなかったら何の意味もありません。観光客だけで楽しんでもらうのではなく、地元の人が一丸となって外国人に対して「おもてなし」をすることがサイクリングツーリズムを行う上で重要になってきます。
 

サイクリングツーリズムを活かした取り組み

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ニセコ地区の側に位置する岩宇地区。ここでは、「台湾⾃転⾞協会招請サイクリングツアー」を行っています。そのなかでも、⾷とサイクリングモニターツアーを2年に渡り実施しており、サイクリングに加え漁港や農円での体験も行うことで、地域の魅力を総合的に体感できるツアーです。
また、国土交通省北海道局では台湾の⾃転⾞団体や雑誌記者、パワーブロガーを招請し、北海道のインバウンド観光推進に向け「メディア招請サイクリングツアー」も行っています。
北海道の大自然を堪能しながら走る自転車ロード大会「TOUR DE HOKKAIDO」もこのような取り組みの一環です。
 

ニセコの夏

冬の賑やかさが恋しくなる夏。そんなニセコ町では、夏でもリゾート地を活かした取り組みを行っています。冬の約4分の1の値段で宿泊が可能なコンドミニアムは、夏になると学生や団体客が訪れます。そして、カヤックやラフティングなどアウトドアアクティビティーを涼しいニセコ町で体験し、仲間と共に一生の思い出を作りたいという人たちで賑わいを取り戻すのです。
これにより、年間を通してニセコ町の経済を維持することができています。
 

ニセコの取組みを全国へ!

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地方でのインバウンドを行う際、重要になってくるのが地域の価値づくりです。
価値づくりとして新規事業の誘致を行うことで、雇用数や人口の増加を目指します。
また、長期間飽きないためのメニューを作り、それに地域を巻き込んでいくことで、事業家の投資、事業拡大を後押しすることが出来ます。
一度に地域を活性化させようとするのではなく、まずは土台を作り徐々に規模を拡大させていく事が結果的に地域活性化に繋がります。
 

まとめ

高橋氏の地元に対する熱い想いとインバウンドに対する熱意を感じられる素敵なセミナーでした。ニセコだからできた地域活性化を今後も持続し、日本のインバウンド成功例として様々な国の人で溢れるグローバルなまちであってほしいです。 
 

 
MACHIBIYAインタビュー
オススメの本は、「人生生涯小僧の心」
オススメのまちは、「倶知安町」、「ニセコ町」。
大事にしている言葉は、「勇往邁進」
 

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高橋 幸博氏(ヒーロー北海道代表 / アーチ代表取締役)

北海道美唄市(びばい)出身。北海道ニセコ地区(倶知安町)在住。
大学では都市計画、道路計画を専攻。地元美唄市役所にて土木技術職 として従事。退職後は、海外20ヵ国で主に都市、農村デザイン、スキーリゾートを見回る旅を実施。測量・土木設計コンサル事業従事。その後、オーストラリア、カナダでマネージメントに携わり、その経験を活かし、スキーと自転車を使ったツアーコンシェルジュ事業展開する。
現在、サイクリング、スキーツアー等の企画実施を行う「ヒーロー北海道」の代表として、ニセコの地域活性化に取り組むかたわら、地域振興プロデュースや海外プロモーションを行う「ARCH」の代表取締役も務め、地域資源を「経験」に変える体験型プログラムの普及に貢献している。(2018年2月現在)
 
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