【2019年卒向け】データから見る建築学生100人の就職活動 -2018年卒学生に聞きました!-

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【2019年卒向け】データから見る建築学生100人の就職活動 -2018年卒学生に聞きました!-

 
建築系キャリア支援団体の大藤です。
年間で約500名の建築・土木・まちづくりの分野を目指す学生に対して、キャリア支援を行っています。
私は「デベロッパー業界」「ハウスメーカー業界」の人事の方と話をすることが多いので、この業界を中心に気になることがあればご相談ください。
今回は私たちが昨年度に就職活動支援をした2018年卒の建築系学生、約100名にアンケートを実施し、そのデータをもとに就職活動の振り返りをしたいと思います。
 

2018年卒の就職活動スケジュール

就職活動相談2018年卒の就職活動におけるキーワードは「早期化」「インターン」
2015年卒〜2017年卒の就職活動は3年連続でスケジュールを変更していきましたが、2018年卒は2017年卒と同様のスケジュール(3月就職活動情報解禁、6月選考開始)で進んでいきました。
しかし、企業各社が早期に学生と接点を持ちたいという考えがあり、就職活動情報が解禁される前のインターンを通して、採用候補となる学生を探しているという実態があります。
2019年の就職活動もこのような企業側の動向を的確に捉え、行動することが納得のいく就職活動をするための重要なポイントの一つです。
 

もっとやっておけば良かった自己分析

就職活動相談「志望企業のインターンも参加したのに落ちてしまいました。」
「就職活動の途中から本当にやりたいことがわからなくなってきました。」
「内定をいくつかもらったが、最終決断ができません。」

 
このような相談が2018年卒の学生は特に多かったように思います。
インターンへの参加が容易でハードルが低く設定されていることや企業との接点を持てる機会が増え、変に安心感や期待感が生まれやすい状況があったように感じます。
就職活動をはじめる際、一番にすることは「自己分析」が多いという結果が出ていますが、就職活動を終えたあとのアンケートでも「自己分析」に対するサポートが欲しいとのことでした。
つまり、“正しい自己分析”の仕方や“客観的なアドバイス”を受ける機会があまりないということです。
「自己分析」においては、遅くとも大学3年(大学院1年)の3月までに方向性を明確にしておくと、納得した就職先に出会えるかと思います。
 
・自分は何が長所で、何が短所なのか
・自分は何に興味があり、何をしたいのか
・これらを受け入れてくれる業界・企業・職種はどんなところなのか

 
を常に考えていきましょう。
 

インターンは3社、エントリーは10社以下

就職活動相談
データを見ると、エントリー社数が10社以下の学生が全体の半分以上を占めています。
 
・就職活動期間が以前に比べて短くなったことで、ESを出すタイミングや説明会のタイミングが他の企業と重なり、そもそも受ける社数が限られてくること
・売り手市場と言われている中で、受ける社数を少なくしても大丈夫だろうと安心していること
・建築学生特有の忙しさから、受ける社数が少なくなること

 
これらの要因により、受ける社数自体も少なくなってきているようです。
しかし、私が面談していた学生で採用人数が少なく、倍率が高い、いわゆる“人気企業”に無事内定した学生に関しては、一定数の企業数を受けていました。(少なくても10社以上)
いずれにせよ、インターンへの参加やOB訪問、企業分析などは徹底しておくことをおすすめします。
 

最後は何で決定するか

就職活動相談就職活動をはじめた当初はネームバリューに惹かれ、大手企業や人気企業を志望しがちです。もちろん仕事内容や社風、キャリアプランなどを判断したうえでの選択なら、問題ないのですが、表面的な部分だけで就職先を決めてしまうと思うような結果が得られないかもしれません。
また、仮に内定をもらえたとしても入社後にミスマッチを起こす可能性があります。
 
データから見る2018年卒の学生が就職先を決めた時の理由は、
 
1位「事業・仕事内容」
2位「社員や社風」
3位「成長できるイメージ」

となっており、「会社の規模」は一人も選んでいませんでした。
それぞれの学生が“自分にマッチした企業”というところを最終的には選んでいます。
 

これからのキャリア

ここまで記事を進めてまいりましたが、
早めに情報を集め、納得のいく道を見つけるチャンスを掴んで欲しいと思っています。今後40年以上も働いていくうえで、ファーストキャリアは大切です。どこで働くかも大事ですが、決断の仕方が大事になってきます。
これからのキャリアの描き方について、2019年卒のみなさんをサポートしていければと思いますので、いつでもご相談ください。
 

書いた人

建築系キャリア支援団体 大藤 恵人
学校の課題などが忙しすぎるがゆえに、将来をしっかりと考える時間がない。狭い選択肢の中でキャリアを決めてしまっている状況を変えたいと思い、日々行動しています。
学生時代は体育会に所属していましたが、部活の朝練・夜練が毎日あり、将来を考える時間が少ないと感じていました。
面談や就職活動支援を通して、「限りある時間の中でより納得したキャリアを掴んで欲しい」と考えています。

 
建築系キャリア支援団体では、建築・まちづくりに関わる学生の就職活動を支援しています。
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