第24回(平成29年度) ユニオン造形デザイン賞

締め切り日:2018年1月18日

課題概要

講演イメージ

テーマ:「インフラとしての建築」

インフラというと、多くの人は道路や橋、鉄道、あるいは送電線や上下水道など、生活を支える様々な動脈とも言うべき構築物を想像するかもしれません。これらのものは、日頃意識にのぼらないにせよ、僕たちの生活にとってなくてはならないものですし、また社会や都市、人々を様々な面で結びつけてくれてもいます。近年では情報ネットワークなども、一つの社会インフラとして位置付けられるほどに、生活に不可欠なものとなりました。
ところが建築は、日本においては不動産扱い、つまりはウワモノで、寿命は短く、時には車と同じような商品として扱われたりもしています。このような認識は、高度経済成長期のスクラップアンドビルドを助長しましたし、近年の、建築のデザイン領域が「表層」に押しやられている状況も、ウワモノとしての建築と無関係ではないでしょう。
このような建築のあり方を改めて問い直してみたいと思います。道路や橋の存在を誰もが疑わないように、長い年月にわたって疑われることなく存続し、様々なかたちで社会や都市や人々を繋ぎ、支えてくれるような建築を構想してみたいと思います。それは単に頑丈で長持ちする建築という意味ではありません。もしかしたら、原始的な洞窟のような場のあり方かもしれないし、あるいは物質的には変わり続けながらも長く継続していく仕組みかもしれないし、もしかしたら、これからのエネルギー供給と一体になった、まさにインフラそのものかもしれません。
まるで太古の昔からあったように、そこにあることがごく自然でありながら、しかしこれまで誰も見たことがなかった新しいインフラとしての建築のあり方を構想してみてください。これからの時代の新しい人と人のつながり、街と街のつながりになくてはならない建築のあり方を、具体的な空間のイメージとともに描いてみてください。それはきっと、社会が待ち望んでいた新しい建築の姿かもしれません。未来の可能性を切り拓く、すばらしい提案を期待しています。

応募資格・条件

・学生(大学生、大学院生、専門学校生)及び実務経験10年以内の社会人。
但し、1988年1月1日以降生まれの方とします。共同制作の場合、代表者を決め共同制作者全員を連名してください。

締め切り

【作品提出期間】
2017年11月10日~2018年1月18日

審査員

【審査員】
千葉 学氏(建築家/東京大学大学院 教授)

賞金など

大賞(1点):賞金100万円
奨励賞(2点):各賞金 50万円
佳作(数点)
※但し、審査の結果、賞名・賞金が変更される場合があります

その他

コンペ情報
主催 公益財団法人 ユニオン造形文化財団
協賛・後援等
お問合せ 〒550-0015 大阪市西区南堀江2-13-22
公益財団法人 ユニオン造形文化財団 デザイン賞係
【TEL】06-6532-8764
詳細HP http://www.artunion.co.jp/design